大会中止

北海道でも、口蹄疫の影響により様々なイベントが中止となっている。
『トウモロコシ畑の巨大迷路』や『家畜の共進会（今年は、全国大会が北海道で開催の予定であった）』
などの農業関係に限った事ではあない。
7/25に豊富町で開催予定であった自転車のロードレースの大会も中止が決定された。
会場が大規模牧場内を利用するコースということも大きな要因の一つであろう。

口蹄疫は、大変に感染力が強いウイルスによる急性伝性病である。
学生の頃、家畜伝染病の一つとして暗記した記憶がある。
牛、豚、羊や山羊などの偶蹄目（蹄[ヒヅメ]が２つに分れている。馬は１つなので奇蹄目）に発生し、
ヒトへの感染は無く、発症家畜の生産物（牛乳や肉など）を摂取してしまったとしても影響はないとされている。
鹿も偶蹄目なので、北海道では山を自由に移動している鹿の感染が懸念されている。

なんとか、このまま終焉することを願う。

十勝、ニセコでのレース、ツールド北海道と多数の集客に多岐にわたる移動が伴う。
将来的なロードレース開催に理解を得るにも早めの中止判断を下したことを高く評価したい。